寿学級 文学講座 ”詩を読む”

6月8日の寿学級は、文学講座 “ 誌を読む ” でした。
6月8日(水)は、講師として中央公民館 生涯学習相談員の 関 修一 先生をお招きして、文学講座 ”詩を読む” でした。
関 修一 先生は、中学校で長く教鞭をとっておられました。詩は、短い言葉・文にいろいろな情景や心情が詰まっていて、詩を読む人によってさまざまな世界が果てしなく広がります。詩に描かれた物語を想像する、声に出してリズムを楽しむ、文字の並びを見て楽しむ・・・などの楽しみ方を学びました。
関 修一 先生に教えていただいた詩は、次のとおりです。
♦教科書で親しんだ詩
・”学校遠望” 丸山 薫
・”ねがいごと” たんぽぽ はるか(工藤 直子)
・”おれはかまきり” かまきりりゅうじ(工藤 直子)
・”かっぱ” 谷川 俊太郎 ・”春” 安西 冬衛 ・”雪” 三好 達治 ・”信号” 三好 達治 ・”鉄棒” 村野 四郎
・”母をおもう” 八木 重吉 ・”素朴な琴” 八木 重吉
・”夕方の三十分” 黒田 三郎 ・”九月の風” 黒田 三郎
・”紙風船” 黒田 三郎 ・”橋” 高田 敏子
・”山頂から” 小野十三郎 ・”ミミコの独立” 山之口 貘
・”朝のリレー” 谷川 俊太郎
♦古典の詩
・”旅上” 萩原 朔太郎 ・”小景異情(その二)” 室生 犀星
・”雲” 山村 暮鳥
♦見る詩~視覚で味わう詩
・”風景 純銀もざいく” 山村 暮鳥 ・”冬眠” 草野 心平 ・”春殖” 草野 心平 ・”河童と蛙” 草野 心平
♦外国の詩
・”春の朝(あした)” ブラウニング ・”落葉(らくよう)” ヴェルレーヌ ・”耳” コクトー ・”山のあなた” ブッセ
♦詩の音読~暗唱
・”初恋” 島崎 藤村 ・”少年の日” 佐藤 春夫
数多くの詩を学びましたが、さすが国語の先生です。パソコンからの画像や地球儀などを用いたり寿学級生全員で音読したり、頭に浮かんだ光景を絵に描くなど学級生を飽きさせません。
最後は、島崎 藤村 ” 初恋 ” の一節『まだ あげ初めし前髪の・・・』をみんなで暗唱し、お土産として持ち帰りました。
関 修一 先生、谷津公民館寿学級のために、ありがとうございました。
次回の寿学級の学習は6月22日(水)、講師として富樫 久美 先生をお招きして ” リズム体操Ⅱ ” の学習の予定です。