講座案内

しぜんくらぶ

【課題】
幼児、児童とその保護者が自然にちなんだ生物、植物の生態やなりたちを学ぶ。

【内容】
いきものや植物について、親子で身近に知ってもらう

 

【令和5年度しぜんくらぶを開催しました】

4月29日(土)に第1回『しぜんくらぶ』が開催されました。

親子14組36名が参加して、3回にわたり植物や生き物について学びます。

第1回のテーマは、「カブトムシの幼虫を育ててみよう」です。

子どもから大人まで、カブトムシの幼虫に興味津々のようすでした。

「可愛い」「うねうねしてる」「初めて見た」「触れない」など様々な声を聞くことができました。

幼虫の観察では人間の身体と比べて、足は何本かな?目はどこにあるかな?口はあるかな?しゃべるかな?など、疑問を持ちながら観察を行いました。

観察したカブトムシの幼虫は持ち帰り、さなぎ、成虫に成長するまでしっかりお世話をしましょう!

次回の『しぜんくらぶ』は、「カイコの幼虫」について学びます。

 

 

5月27日(土)に第2回『しぜんくらぶ』を開催しました。
今回のテーマは「カイコの幼虫を育ててみよう」です。
参加した子どもたちは、カイコの幼虫を不思議そうに眺めていました。

それもそのはず!!
今年のカイコの幼虫は、例年とは違い突然変異の個体(色が違うもの)を観察しました。

子どもからの質問では、「なんで色が違うの?」、「大きさがバラバラなのはなぜ?」、「カイコの幼虫は何を食べているの?」などの声がありました。

質問にお答えします!

Q.なぜ幼虫の色が違うの?
A.突然変異の個体4種類を集めたからです。幼虫の模様の違いについて諸説ありますが、突然変異個体で野生の頃のなごりの保護色ではないかと考えられています。

Q.大きさがバラバラなのはなぜ?
A.生まれた時期が違うからです。卵からかえる時期の違いで大きさが変わります。カイコの幼虫は何度も脱皮することで大きくなっていきます。

Q.カイコの幼虫は何を食べてるの?
A.桑の葉です!講師の加藤先生に聞くと、昔は桑の木はどこにでもあり雑草のように生えていました。不要な桑の葉の使い道がカイコを育てる餌になったのかもしれません。

子どもたちはカイコの幼虫との記念撮影や観察を通して、カイコの幼虫に触れる子が増えていました。

カイコは人の手で作られた昆虫であること、人のお世話がないと生きることができないこと、マユになれば生糸を取るために茹でてしまうことなどを学ぶことで、カイコの幼虫が愛おしくなったと感想がありました。

約1~2週間でマユになります。
それまで、家族で大切に育てましょう。

 

 

 

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開館時間:09:00〜21:00休館日:月曜日

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