第2回『しぜんくらぶ』を開催しました
5月27日(土)に第2回『しぜんくらぶ』を開催しました。
今回のテーマは「カイコの幼虫を育ててみよう」です。
参加した子どもたちは、カイコの幼虫を不思議そうに眺めていました。
それもそのはず!!
今年のカイコの幼虫は、例年とは違い突然変異の個体(色が違うもの)を観察しました。
子どもからの質問では、「なんで色が違うの?」、「大きさがバラバラなのはなぜ?」、「カイコの幼虫は何を食べているの?」などの声がありました。
質問にお答えします!
Q.なぜ幼虫の色が違うの?
A.突然変異の個体4種類を集めたからです。幼虫の模様の違いについて諸説ありますが、突然変異個体で野生の頃のなごりの保護色ではないかと考えられています。
Q.大きさがバラバラなのはなぜ?
A.生まれた時期が違うからです。卵からかえる時期の違いで大きさが変わります。カイコの幼虫は何度も脱皮することで大きくなっていきます。
Q.カイコの幼虫は何を食べてるの?
A.桑の葉です!講師の加藤先生に聞くと、昔は桑の木はどこにでもあり雑草のように生えていました。不要な桑の葉の使い道がカイコを育てる餌になったのかもしれません。
子どもたちはカイコの幼虫との記念撮影や観察を通して、カイコの幼虫に触れる子が増えていました。
カイコは人の手で作られた昆虫であること、人のお世話がないと生きることができないこと、マユになれば生糸を取るために茹でてしまうことなどを学ぶことで、カイコの幼虫が愛おしくなったと感想がありました。
約1~2週間でマユになります。
それまで、家族で大切に育てましょう。