植物観察『令和4年度 身近な草と木の観察講座』が修了しました
「身近な草と木の観察講座」の最終回が、さる2月22日(水)に行われました。
いつものように講師の楠元 繁 先生がかくしゃくたる姿で登場し、講義が始まりました。
今回も話題は多岐にわたり、植物学者 牧野 富太郎 の逸話から始まり、「動物」とりわけ人類が植物から多大な恩恵を被っていること、医食同源など受講生を引きつけるものばかり。
また人気テレビドラマに対して、植物学の見地から的を射た時代考証を述べると、みなさん、まさに「目から鱗」状態に。
西近隣公園のフィールドワークでは、立春を過ぎて姿を現した野草、満開の「大阪冬桜」や紅白梅、つぼみを付けたさまざまな品種の桜を解説。
●袖ケ浦西近隣公園に咲く大阪冬桜
会場に戻ると講座修了の証として、楠元 先生が同公園のソテツから採集した種子を一人ひとりに手渡しました。
●ソテツの種子
今年度はコロナ下であっても、植物観察を計画通り開催できたことが何よりでした。
講座が終わると、会場から楠元 先生に盛大な拍手が贈られました。