【袖トピ】市民カレッジ~公民館スタートアップ編~『伊藤音次郎の生涯』の講座が開催されました
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袖トピでは、袖ケ浦公民館のニュースを紹介いたします。
11月12日(金)菊田公民館にて、市民カレッジ~公民館スタートアップ編~『伊藤音次郎の生涯』の講座が開催されました。
今年度の市民カレッジ生は例年よりも多く、49名が参加しています。
そのため、菊田公民館の講堂をお借りし講座を行いました。
みなさんは、昔、習志野市鷺沼に飛行場があったことを知っていますか?
約100年前、日本に飛行機は数えるほどの数しかありませんでした。
その貴重な飛行機が習志野市の上空を飛んでいたのです‼
パイロットの名前は、「伊藤音次郎」。飛行機も「伊藤音次郎」の手作りでした。
※これ以降「伊藤音次郎」は「音次郎」と略します。
音次郎は、世界で初めて空を飛んだライト兄弟の飛行機に憧れ、17歳で飛行家になる決心をします。
その後、大阪から上京し東京で働きながら、機体の制作技術や操縦方法を学びます。
大正4年音二郎はついに独立し、伊藤飛行機研究所を開設。帝都訪問飛行に成功します!
今の飛行機はたくさんの人々が乗り、長距離を運行しています。
しかし、100年前の飛行機は、木の柱と布とハリガネでできており、一人乗りで数百メートルを飛行するのがやっとです。
今では想像することも難しいかもしれません…
講座では音次郎の活躍や、音次郎と関わった人々の話を2時間たっぷりと長谷川 隆 先生より伺いました。
長谷川先生の音二郎についての研究は10年以上にわたり、丹念に足で調べ、検証を重ねた成果はとても説得力がありました。
音次郎が生涯をかけて愛した飛行機。男のロマンや苦難の日々が手に取るように感じる講座でした。
さらに、昔の地図で習志野市を見ることで袖ケ浦公民館が埋立地であることがわかりました。
時代とともに変わる習志野市を知ることができ勉強になりました。