子育て支援講座「子育てライフアップ」を開催しました
実花公民館では子育て支援講座「子育てライフアップ」が開催されました。
保護者同士のリフレッシュと情報交換を目的に、育児期の生活を豊かにする講座を企画しました。
保育付きですので、乳幼児をお持ちの保護者の方でも安心してご参加いただける講座です。
初回にあたる6月11日(金)は「パーソナルカラーで自分を再発見」というテーマで開催しました。
始めに色カルタを使ってアイスブレイク。
色カルタとは、参加者が100枚の色札の中からテーマに沿った色を選び、その色に関するエピソードを語ることで、打ち解けやすくなるアイテムです。
「あなたの初恋の色は?」というテーマで、大盛り上がり。
甘酸っぱいエピソードが次々飛び出し、仲は一気に深まりました。
続いてパーソナルカラーの学習です。
同じ色でも彩度や明度の違いによって異なる印象を与えることを学びました。参加者は画用紙を使いながら、お互いに顔を見合わせ、肌に映える色を探していました。
最後はスカーフコーディネーターの資格を持つ講師から、おしゃれなスカーフの巻き方やアレンジ方法を伝授してもらい、参加者全員で「変身」をします。
音楽をかけて講義室をランウェイに変え、スーパーモデルさながら写真撮影会を行いました。
日常では体験できない特別な時間となったことと思います。
第2回目は6月25日(金)に開催されました。
「夏スノードーム作り」と「きらきらぷかぷかおもちゃ作り」というテーマで、夏にぴったりの涼しげなオブジェと、小さなお子様が喜ぶおもちゃを作製しました。
水に物体を落とすと、一定のスピードで落下します。その水の中に液体洗濯のりを混ぜると、とろみのついた液体ができます。
この状態で液体の中にビーズやスパンコールがを落とすと、液体洗濯のりの抵抗を受け、物体が液中で落ちるスピードに差が生じます。
この現象を利用して、飾りがゆっくり落ちていく姿がとてもきれいなスノードームや、きらきらおもちゃを作ることができます。
模型を土台に接着し、洗濯のりを混ぜた液体さえ作れば、あとは飾りを入れるだけの簡単な工程ですので、小さなお子様も一緒になって楽しむことができます。
ぜひ、この夏のおうち時間に皆様もお楽しみください。
最終回を飾る講座として、7月9日に「ナラシド♪マスコットを作ろう」を開催しました。
習志野市制60年を記念して誕生した「ナラシド♪」。
丸々とした姿の渡り鳥をモチーフにしたゆるキャラです。「音楽のまち習志野」を表現した音符マークが特徴です。市内の各イベントに登場し、地域に愛されています。
今回は習志野手芸ボランティアから2名の方に講師としてお越しいただき、マスコット作りを学びました。
このナラシド♪マスコットは、音符の部分も習志野手芸ボランティアの皆様による手縫いです。
「子育てライフアップ」のために、丁寧な準備をしてくださり、温かい心配りを感じました。
久しぶりに針を触るという人が多くいらっしゃいましたが、コツを掴むと無心で針を進められていました。
講師としてお越しいただいた習志野手芸ボランティアのお二人には、受講者に寄り添いながら丁寧なご指導をしていただきました。おかげで、参加者全員のナラシド♪がしっかりと完成いたしました。
不思議ですが、マスコット人形などのお顔があるものは、自分の作ったものが一番愛着が湧くものです。
保育を終えたお子様たちも、すぐにお母さんの手作り「ナラシド♪」で遊び始め、たいへん喜んでいる様子でした。
後日、「子育て支援講座 子育てライフアップ」受講者の方が、公民館に遊びに来てくれました。
お子様のリュックには、前日に作ったナラシド♪のマスコットが付けられていて、思わず写真をパチリ。
一針ごとに想いが込められ、愛情がたくさん詰まったお手製マスコット。
世界にひとつだけの宝物になったことと思います。