子ども華道講座が開催されました
6月15日(火)、千葉県民の日に子ども向けの華道講座「みはなのいけばな」が開催されました。
子ども華道講座「みはなのいけばな」は、子どもたちを対象に、いけばな体験を通じて植物が持つエネルギーや美しさを
感じ取り、それをおもてなしの心へつなげてもらうきっかけ作りとして企画しました。
指導をしてくださったのは池坊流師範 岡村節子先生です。
始めはヒマワリ・ベニバナ・レザーファンなど、季節の草花を使用して、いけばなの基礎から学習しました。
参加者全員がいけばなに初挑戦です。
「花の様子をよく観察し、そのお花をどのように見せたら一番美しい姿になるかを考えて生けていきましょう」という
講師のアドバイスを受けると、参加者は熱心に草花の様子を観察し始めました。
いけばなに慣れてきた子どもたちからは、次第に「もっとスッキリさせたい」「このお花をもっと目立たせたい」という希望が湧いてきます。
岡村先生は子どもたちの希望をどんどん受け止め、寄り添うように指導を続けてくださいました。
続いて、岡村先生がご自宅から摘んできてくださった草花を使用した自由花の学習です。
自由花とは、花材や花器などに決まり事を持たず、自由な感覚で花を生ける作法のことです。
この日岡村先生が見本として持ってきてくださった花器も、炭酸飲料のペットボトルや乳酸飲料の容器など、自宅で用意できるものばかり。
しかし、そこにリボンで装飾したり、ホログラム入り折り紙を敷けば途端に作品として見映えがするものに変身します。
子どもたちは次々と岡村先生の手によって生み出される芸術に、すっかり夢中になっていました。
最後はミニ展覧会としてみんなで作品を鑑賞し合いました。
どの作品も個性に溢れ、生き生きとしています。
素晴らしい作品が出来上がりました!