わくわくチャレンジ「筆ペンで写経講座」を開催しました
秋は新しいことを始めてみたくなる季節です。
実花公民館では、9月2日・9日・16日(いずれも金曜日)の全3回で「わくわくチャレンジ 筆ペンで写経講座」を開催いたしました。
教えてくださるのは、習志野市で小学校の教員をされていた、尾﨑秀雄先生です。
尾﨑先生によると、実は今、筆ペンがブームになっているそうです。
かつて硬筆やフェルトペンが主流だった小学校の書写の授業で、水筆ペンが教科書に載り、1年生から授業に導入する学校も出てきています。
その筆ペンで今回練習するのは、一番有名なお経とも言われている「般若心経」です。
般若心経とは、観自在菩薩が弟子の舎利子に説いた教えです。

お手本は、私達が知っている「くさかんむり」と少し違います

一行17文字で、横の文字と揃えて書くようにします
お手本の書体が正解ではなく、大切なのは思いや願いを込めて、一文字一文字丁寧に書くことだと、尾﨑先生はおっしゃいます。
第二回は、写経を完成させることを目指しました。
最終日は、祝儀袋など生活の中で使われている筆文字を練習しました。

画数が少ない字は、同じ大きさで書くと大きく見えすぎてしまいます

後から来る線の邪魔になるかどうかで、はらうかとめるかが変わってきます

全部右肩上がりはくせ字。片方飛び出したら、もう片方も飛び出そう!

中心を揃える練習
参加した皆さんからは、「直接指導してもらえるのが嬉しい」「数年ぶりの写経で楽しかった。家でも時間のある時に楽しみたい」「これからも毎日欠かさず筆を持つよう心掛けたい」といったお声をいただきました。
実花公民館では、今後も「ペン字講座」や「篆刻講座」を予定しております。
是非、ご応募ください!!